MILKの旅ブログ。マイルとホテルと

旅行と食べる事が大好き。飛行機やマイルの事、ホテルの事などいろいろ書きます。THE ALFEEのファン。

パリで救急車

あれは、まだ父が現役で頑張っていた頃です。


弟が、勉強のためにパリに行ってみたい、と言い出したので、


私と弟と、二人でパリに行く事になりました。店は父に任せて。



弟は、海外旅行自体初めてだったため、すごい喜びよう。


特に美術が好きだったので、ルーブル美術館では感動して泣いてました。


しかし、現地は思っていたよりも涼しく、


途中で体調を崩してしまった様子でした。



「今日は、体調もよくないだろうし、ラーメンでも食べる?」


私が聞くと、弟は「いや、せっかくだからフランス料理食べる」と言い張るのです。


私もフランス料理は好きなので、当時フォションの下にあった、


割とカジュアルなレストランへ連れて行きました。



そこのレストランは、食前酒が必ずついてきます。


それを飲み干した弟は、ちょっと顔を赤くしていました。


ワインが好きな私は、白を一本頼み、弟にも「飲む?」と聞いてみました。


すると「せっかくだから飲む」というので、ついでもらい、


ちびちびと飲み始めたのです。



前菜が運ばれてきて、食べていると、弟の様子がおかしい。


目をつむって、口をモグモグさせています。


「どうしたの?」と聞くと、「トイレに行きたい」と・・・。


「え?前菜食べてる間にトイレ??」と私が言うと、


「うん・・・なんか気持ち悪い」と。


「しょうがないなぁ、行っておいで。店員さんに場所聞いてね」


弟は、フラフラと立ち上がり、歩いていったのですが・・・。



急にガツ~~~~ン!という音が!


「ナニ?」と思ったら、弟が倒れて、頭を思い切り打った音だったのです。


すると、あちこちからウェイターが駆け寄ってきて、


弟をかつぎあげ、トイレに運び込みました!



びっくりした私は、二人分のバッグを持ち、トイレへ。


弟は、なんと、失神していました。


もう、どうしたらいいのかわかりません。


すると、たまたま私達と近いテーブルで食事をしていた日本人女性が来てくれて、


英語で通訳をしてくれました。


「とりあえず、救急車を呼んだって言ってるわ。


 パリの救急車は無料だから、心配しなくていいみたい」と・・・。


(現在は有料かもしれませんので、ご注意を)



心配して弟を見ていると、「ハッ」と目を覚ましました。


開口一番、なんと「ここはどこ?」と言うのです。(@o@)


「ここって・・・レストランよ!」と言うと、


「え?レストラン?どこの?」と言うので、


「パリよ!フランスのパリ!」と教えると、


「あ!本当だ、外人さんがいる~、おもしろい~」と言い出す始末。(^^;;;


そのうち救急車がやってきて、弟に酸素吸入器のようなものをつけ、


しばらく様子を見てくれました。


通訳をしてくれた方が「お医者さんに行くかどうか聞いてるけど、どうする?」と言うので、


弟に「大丈夫?」と言うと、「うん、大丈夫だと思う。」と言うので、


精密検査など受ける事もせず、そのままホテルに直行しました。


もちろん、レストランの店長には、かなり大きな額のチップを渡して・・・。



その後、弟は無事に記憶を取り戻しまして、


トラブルもなく過ごしているのですが、


あの時、やっぱり精密検査はしておくべきだったかなぁ、と思っています。



その事件以来、弟はお酒を滅多に飲まなくなりました。(^^;;;





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